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愛犬 ・ ブック が 死に そう だ という 実家 の 母 から 電話 を 受け た 藤井

6 月 11 日 、 藤井 は 一緒 に バイク の キャブ を 洗浄 し て い た 佳美 に 「 結婚 しよ う か 」 と プロポーズ 。

バイク が ようやく 動く よう に なり 、 藤井 は 一度 実家 に 戻る 。

ブック は 弱っ て い た が 藤井 の 帰省 を 喜び 、 容態 は なんとか 持ち直し た 。

7 月 7 日 、 藤井 の アパート に 佳美 が 引っ越し て き て 結婚 の 練習 という 名 の 同棲 生活 を 開始 する 。

解熱 の 舞い を 踊り 、 励ます 藤井

記念 日 で ある 11 日 に 何 が 欲しい か と 藤井 に 聞か れ 、 「 絶対 に 開か ない 箱 を 作っ て 欲しい 」 と 佳美 は 言う 。

しかし 藤井 は 仕事 が 忙しく 、 今 まで の よう に 病院 に すら こまめ に 通える 状況 で は なくっ て い た ため 、 約束 は し た ものの すぐ 制作 作業 に は 取り掛かれ なかっ た 。

そして 翌年 2 月 中旬 、 藤井 と 両親 が 見守る 中 、 佳美 は 静か に 息 を 引き取っ た 。

佳美 が 死ん で から 毎晩 酩酊 し 、 涙 を 流す 藤井

藤井 は 実家 に 戻り 、 ブック の 亡骸 と 佳美 から もらっ た 時計 を 揖斐川 の 河川敷 に 一緒 に 埋める 。

友達 の 結婚式 で まさか 会う と は 思っ て い なかっ た か つて の 恋人 、 藤井 ( 大倉 忠義 ) と 再会 し た 佳美 ( 桐谷 美玲 ) は 内心 驚く 。

しかし そんな 佳美 の 動揺 に 気づく こと なく 、 「 はじめまして 」 と 挨拶 し て くる 藤井

しばらく 乗っ て い なかっ た 藤井 の バイク を 修理 し たり 、 事故 の 時 に 一緒 に 止まっ て しまっ た 時計 を 直し たり と 、 初めて 出会っ た 時 と 同じ よう に 付き合い を 始める 2 人 。

やがて 佳美 は 藤井 に プロポーズ さ れる が 、 佳美 は 1 年間 の 準備 期間 を 置こ う と 提案 する 。

藤井 に 病気 の こと を 隠し た まま 付き合い を 続ける 佳美 を 見 て 親友 の 夏子 ( と も さかり え ) は 心配 で なら なかっ た が 、 佳美 は 「 藤井 くん に 言っ たら 絶交 だ から ね 。 」 と 釘 を さす 。

しかし 佳美 は 体調 を 崩し 、 熱 が 出 た こと から 藤井 に 本当 の 理由 を 告げ ない まま 実家 に 帰り 、 検査 を 受ける 。

それでも 藤井 に は 内緒 に しよ う と する 佳美 に 夏子 は 詰め寄る が 、 「 藤井 くん と ずっと 一緒 に い られる の を 4 年 も 待っ て た 」 「 病人 として 見 て もらい たく ない 」 と 、 泣き ながら も 黙っ て 手術 を 受ける 。

一方 、 藤井 は 佳美 に 電話 が 繋がら ない こと を 不安 に 思い ながら も 自分 の 実家 に 帰っ て い た 。

驚い た 藤井 は 夏子 を 訪ね 、 自分 が 4 年 前 に 佳美 と 付き合っ て い た こと や 、 佳美 が 卵巣 がん を 発症 し た こと 、 事故 に あっ た の は その 告白 を 聞い た 直後 で あっ た こと など を 聞く 。