寛 元 2 年 ( 1244 年 ) 従 四 位 上 ・ 三河 守 に 叙任 さ れ 、 年 預 別当 に 補任 。
中 山間 で ある 本 地区 は 三河 山地 の 一部 に あり 、 地区 の 86 % が 森林 で ある 。
これ まで に 河 地 良 智 、 田中 一嘉 、 時任 康文 、 三河 正 典 の 各 師 が 指揮 を とっ て いる 。
三河 局 ( みか わ の つ ぼ ね ) と も 言わ れる 。
三河 国 碧海 郡 小山 村 ( 現在 の 愛知 県 刈谷 市 ) 出身 。
三河 国 加茂 郡 花本 村 ( 現在 の 愛知 県 豊田 市 ) 出身 。
三河 国 碧海 郡 小川 ( 愛知 県 安城 市 ) に 拠っ た 石川 氏 の 一族 、 松平 親忠 ・ 長親 ・ 信忠 ・ 清康 に 仕え 、 後 に 岡崎 五 人 衆 ( 忠 輔 ・ 天野 貞 有 ・ 植村 新 六 ・ 内藤 義清 ・ 林 藤 助 ) の 一 人 に 数え られる 。
石川 家 の 本荘 で ある 小川 ( 安城 市 小川 町 志茂 ) の 『 伯父 康長 と 計っ て 、 野寺 本 證寺 その他 の 地 侍 を 安 祥 松平 家 の 御 麾下 と なし た 』 と さ れ 、 忠 輔 は 三河 の 本願寺 門徒 武士 を し て 、 安 祥 松平 家 に 仕え させ 松平 家 発展 の 基礎 を 築い た 功臣 の 一 人 で ある 。
また 、 主君 信忠 は 『 不器用 者 ( 統率 者 として の 器量 の 無い 者 ) 』 ( 大久保 忠教 の 『 三河 物語 』 より ) と 評さ れ 、 暗愚 ・ 強情 な 人物 で あっ た ため 民 ・ 百姓 から 家中 ・ 松平 一門 衆 まで 信忠 に 慕わ ず 、 城 に 出仕 し ない 者 まで 多く 現れ た と 伝え られ 、 その 折り 忠 輔 は 「 主君 信忠 に 城 外 に 美人 が いる と 告げ 、 その 言葉 に 誘わ れ て 外 に 出 た 信忠 を 捕まえ 大浜 称名寺 に 監禁 し た 」 と の エピソード も 伝え られる 。
三河 国 碧海 郡 小川 ( 愛知 県 安城 市 ) に 拠っ た 石川 氏 の 一族 、 松平 親忠 ・ 長親 に 仕え た 。
石川 家 譜 に よれ ば 、 関東 に 下り 布教 活動 を 行っ て い た 本願寺 蓮如 上人 に 下野 で 会い 、 『 三河 は 我が 郷党 なり 。
願 わく ば 、 三河 国 に 来 たり て 、 我が 門徒 を 進退 す べし 』 と の 蓮如 の 誘い に 応じ 、 三河 に 赴き 文 安 3 年 ( 1446 年 ) 三河国碧海郡志貴荘村 に 移住 し 小川 城 ( 現 安城 市 小川 町 志茂 ) を 築い た と さ れる 。
なお 、 政 康 は 三河 移住 と共に 姓 を 石川 に 戻し た 。
また 、 一時 石川 氏 本 貫 で ある 河内 国 を 訪れる が 、 すぐ に 三河 に 戻っ た と さ れる 。
政 康 が 小川 築城 後 、 寛政 2 年 ( 1461 年 ) に は 佐々木 上宮 寺 ( 現 岡崎 市 上佐々木 町 梅ノ木 36 ) が 本願寺 派 と なり 、 また 野寺 本 證寺 ( 現 安城 市 野寺 町 野寺 26 ) ・ 針崎 勝 鬘 寺 ( 現 岡崎 市 針崎 町 朱印 地 3 ) も 浄土真宗 高田 派 から 本願寺 派 門徒 の 重要 拠点 へ と 宗旨 替え を 行っ た ( 三河 触 頭 三 ヶ 寺 ) 。
政 康 は 額田 郡 土呂 ( 現 岡崎 市 福岡 町 ) に 一族 の 寺 として 本 宗 寺 を 建て た が 、 応仁 2 年 ( 1468 年 ) 三河 へ 下向 し た 蓮如 に 本 宗 寺 を 寄進 、 蓮如 の 子 で ある 本願寺 第 9 世 法主 の 実 如 の 四男 実 円 を 住職 として 迎え入れ 、 本願寺 法主 の 一族 が 住持 する 一家 衆 寺院 として 三河 における 本願寺 門徒 最大 の 拠点 と し た 。
政 康 は 三河 国 における 門徒 武士 の 総代 として 、 宗派 勢力 拡大 と 拠点 建設 に 深く 関わっ た 。
後 の 三河 一向 一揆 において 、 本 宗 寺 及び 三河触頭三 ヶ 寺 は 門徒 拠点 として 激しく 家康 に 抵抗 し た 。
なお 、 三河 石川 氏 について は 政 康 の 下野 から の 移住 前 から 三河 国守 護 で あっ た 一色 氏 被官 として 土着 し て い た と の 説 も ある 。
治 暦 5 年 ( 1069 年 ) に 三河 権守 に 任 ぜ られ 、 延久 2 年 ( 1070 年 ) 兵部 少 輔 に 遷 っ た 。