マザラン は 有能 な 政治 家 で は あっ た が 、 一方 で 貪欲 な まで に 私財 を 蓄える 癖 が あり 、 財政 逼迫 によって 苦しめ られ て い た フランス の 民衆 も 貴族 も スペイン 人 の 摂政 太 后 と イタリア 人 （ フランス に 帰化 は し て い た ） の 枢機卿 を 憎ん で い た 。

ルイ 14 世 が 即位 し た 当時 の フランス は 、 先王 ルイ 13 世 と 宰相 リシュリュー 枢機卿 によって 大 貴族 と ユグノー 勢力 を 抑制 し て 国王 集権 化 が 進め られ て おり 、 また 対外 的 に は 三 十 年 戦争 に 介入 し て ハプスブルク 家 の 神聖 ローマ 皇帝 及び スペイン と 戦っ て い た 。

ユグノー 戦争 の 結果 、 アンリ 4 世 の ナント 勅 令 によって 政治 的 ・ 軍事 的 特権 を 与え られ た ユグノー も 、 ルイ 13 世 の 時代 に リシュリュー 枢機卿 に 敗れ 政治 勢力 として は 没落 し て 少数 派 と なり 、 信仰 の 自由 だけ が 僅か ながら 保証 さ れ て い た 。

青年 期 の ルイ 14 世 の 恋愛 相手 は マザラン 枢機卿 の 姪 だっ た 。

成人 後 は ブルボン 公 ルイ・アンリ 、 次いで フルーリー 枢機卿 が 執政 し た 。

優れ た 政治 家 で ある フルーリー 枢機卿 の 執政 により フランス は 繁栄 し た 。

フルーリー 枢機卿 の 死後 は 親政 を 行う 。

1726 年 、 16 歳 に なっ た ルイ 15 世 は ブルボン 公 を 罷免 し 、 かつて の 養育 係 フルーリー 枢機卿 を 事実 上 の 宰相 と し た 。

フルーリー 枢機卿 は 1726 年 から 死去 する 1743 年 まで 、 ルイ 15 世 の 信任 の 下 フランス を 統治 し た 。

フルーリー 枢機卿 は 大蔵 卿 ミシェル・ロベール・ル・ペルティエ・デ・フォール （ 1726 年 - 1730 年 ） と 後任 の フィリベール・オリ （ 1730 年 - 1745 年 ） の 助け を 受け て 、 1726 年 に 貨幣 を 安定 化 さ せ 、 1736 年 に は 収支 の 均衡 に 成功 し た 。

90 歳 近い フルーリー 枢機卿 に は 参戦 に 反対 する 気力 は なく 、 フランス は 1741 年 に プロイセン 側 で 参戦 し た 。

フルーリー 枢機卿 が 死去 し て 親政 を 開始 し た 時点 で 、 ルイ 15 世 は 33 歳 に なっ て い た 。

リュイヌ 公 シャルル・ダルベール 、 次いで 有能 な リシュリュー 枢機卿 を 重用 し て ユグノー など の 国内 の 抵抗 勢力 を 制圧 し 、 国外 で は 三 十 年 戦争 で ハプスブルク 家 と 戦い 、 国政 を 整備 し て 最初 期 の 絶対 君主 の 一 人 と なっ た 。

ルイ 13 世 は リシュリュー 枢機卿 を 1624 年 に 首席 国務 卿 （ 宰相 ） に 登用 し た 。

アンリ 3 世 は 交渉 による 和平 を 模索 する が 、 1588 年 5 月 に パリ で 起こっ た バリケード の 日 事件 を 契機 として ギーズ 公 は アンリ 3 世 に 、 自ら の 推す ブルボン 枢機卿 シャルル （ ナバ ラ王 アンリ の 叔父 ） を 王位 継承 者 と 認め させる こと に 成功 し 、 カトリック 側 が 優位 に 立っ た 。

だが 、 巻き返し を 図る アンリ 3 世 は 同年 12 月 、 ギーズ 公 と その 弟 ギーズ 枢機卿 ルイ を 暗殺 し た 。

しかし 、 スペイン の 後ろ 盾 を 持つ カトリック 同盟 は ローマ 教皇 から 破門 さ れ て い た アンリ 4 世 を 認め ず 、 ギーズ 公 の 弟 の マイエンヌ 公 シャルル を 盟主 に 擁立 、 ブルボン 枢機卿 に 「 シャルル 10 世 」 を 称さ せ て 新 国王 に 擁立 し 、 アンリ 4 世 に 戦い を 挑ん だ 。

一方 、 1590 年 に ブルボン 枢機卿 が 死去 し た ため カトリック 同盟 も 決め手 を 欠い て い た 。

これ に対する 報復 として 、 アンリ 3 世 は 和解 する と 偽っ て ギーズ 公 と 弟 の ギーズ 枢機卿 を 暗殺 さ せる と 、 今度 は ナバラ 王 の いる プロテスタント 陣営 と 協力 関係 に 入っ た 。

会 主 小山 美 秀子 の ローマ 教皇 パウロ 6 世 へ の 謁見 を きっかけ と し 、 昭和 51 年 10 月 12 日 、 ピネドリー 枢機卿 の 神 慈秀 明 会 へ の 訪問 を 受け入れ た 。