SF 作品 の 作中 設定 で ある アーヴ 語 の 文字 アース や 神代文字 の ホツマ 文字 に コード ポイント を 割り当て て いる 。
アーヴ 語 ( アーヴ ご 、 アーヴ 語 : 、 Baronh ) は 、 森岡 浩之 の SF 小説 『 星 界 の 紋章 』 シリーズ に 登場 する 架空 の 言語 。
アーヴ 語 は 設定 上 、 宇宙 空間 を 生活 圏 と する アーヴ 種族 が 母語 と する 言語 で ある と共に 、 アーヴ による 人類 帝国 ( フリューバル・グレール・ゴル・バーリ Frybarec Gloer Gor Bari ) 、 通称 アーヴ 帝国 ( バール・フリューバル Bar Frybarec ) の 公用 語 という こと に なっ て いる 。
アーヴ 語 に は 11 の 短 母音 が あり 、 それぞれ の 母音 を 表す ため の 11 の アーヴ 文字 が 存在 する 。
アーヴ 語 の 長 母音 は アクセント によって 現れる もの で あり 、 弁別 機能 は ない 。
アーヴ 語 において 重母音 を 認める べき か の 指針 は 示さ れ て い ない が 、 もし 認める と する と 、 上昇 二 重母音 に は ja , j ɛ , je , jo , ju , wa , we , wi , ɥ a , ɥ e 、 下降 二 重母音 に は aj , ej , aj , uj , aw , ew が 確認 さ れる 。
なお 、 名詞 に ある 7 つ の 格 は アンシェヌマン する こと が 分かっ て いる ( 『 星 界 の 紋章 読本 』 ( ISBN 4 - 15 - 208359 - X ) 巻末 の アーヴ 語 会話 入門 の 文例 より ) 。
表記 に は 、 アーヴ 文字 と 呼ば れる 文字 を 用いる 。
また 、 『 星 界 の 紋章 読本 』 ( ISBN 415208359 X ) 巻末 の アーヴ 語 会話 入門 の 文例 で は 、 発音 の 片仮名 表記 から 、 これら の 語尾 が アンシェヌマン する こと が 分かる 。
日本語 と 異なり 、 アーヴ 語 は 有情 物 を 示す 代名詞 が 発達 し て いる 。
アーヴ 語 の 動詞 語尾 に は 三つ の ムード ( 直接 法 、 仮定 法 、 命令 法 ) 、 分詞 、 四つ の アスペクト ( 不定 相 、 完了 相 、 進行 相 、 未然 相 ) に 応じ て 以下 の よう に 分類 さ れる 。
アーヴ 語 の 仮定 法 は ヨーロッパ 語 文法 における 仮定 法 と 異なり 、 実現 可能 性 に関して 中立 的 で あり 、 単純 に 条件 を 示す 。
アーヴ 語 の 語彙 は 現代 標準 日本語 起源 の 単語 が 大 部分 で ある が 、 日本語 の 古語 に 起源 を 持つ 語 も 相当 数 見 られる 。
話者 は アーヴ の ほか 、 帝国 に 支配 さ れる アーヴ 以外 の 民族 で ある アーヴ 帝国 国民 ( レーフ ,) を 含む 。
国民 は 大抵 の 場合 アーヴ 語 を 母語 と し ない ため 、 それぞれ の 母語 に 由来 する 訛り を もつ こと が 多い 。
この 方言 は 標準 アーヴ 語 より 母音 が 少ない ため 習得 が 比較的 簡単 で あり 、 他 の 星 系 出身 者 も セクティア 方言 を 話す こと が 多い 。
複数 の 邦国 から の 移民 によって 成立 し た 地上 世界 で は アーヴ 語 が 共通 語 に 指定 さ れ て いる こと が ある ( スファグノーフ 侯 国 も その 一つ ) が 、 文法 が 簡略 化 さ れ 多く の 外来 語 を 取り入れ て いる ため 、 その よう な アーヴ 語 変異 体 どうし で は 意思 の 疎通 が 困難 で ある こと が 多い 。
例えば 、 星 界 の 紋章 の 登場 人物 で ある 「 葬儀 屋 」 は アーヴ 語 で と さ れ て いる 。
正規 アーヴ 語 で は 名詞 は 必ず - c ,- h ,- n の 語尾 を もつ ので 、 これ は 正規 アーヴ 語 で は なく クラスビュール・アーヴ 語 で あり 、 正規 アーヴ 語 で (- 弔う + -< 名詞 化 > ) と いう べき 単語 が 訛 化 し た もの と 推測 さ れる 。
アーヴ 語 の 第 4 型 変化 名詞 は 語幹 内 で --/-- の 交替 を 行う が 、 クラスビュール・アーヴ 語 で は 形態素 が -- に 統一 さ れ た ため に 主格 に -- が 現れる の だろ う 。