今 から およそ 1 万 2000 年 前 に なる と 土器 が 製作 さ れ はじめ 、 定住 生活 も 始まっ た 。

縄文 後期 の 墓地 遺跡 で ある ストーン ・ サークル （ 環状 列石 ・ 石 籬 ; せ きり ） が 1931 年 （ 昭和 6 年 ） に 確認 さ れ た 。

雑多 な 民族 は 次第に 統一 さ れ 、 ヤマト 民族 として の 統一 国家 が 近畿 地方 を 中心 に 形成 さ れ た 。

8 世紀 の 前半 に 朝廷 により 日本海 沿岸 北辺 の 交易 ・ 征服 など の 拠点 として 出羽 柵 が 現在 の 山形 県 庄内 地方 に 設置 さ れる が 、 733 年 （ 天平 5 年 ） 12 月 26 日 、 出羽 柵 は 秋田 村 高清 水岡 （ 現在 の 秋田 市 寺内 ） へ 移設 さ れ た （ 続 日 本紀 ） 。

出羽 柵 は 760 年 頃 に 秋田 城 に 改称 さ れる 。

秋田 城 は この 後 朝廷 側 によって 再建 さ れ 、 北 東北 日本海 側 征服 の 一大 拠点 と なる 。

特に 出羽 北部 で ある 秋田 地方 に は 荘園 が 存在 せ ず 、 公 領 制 一色 の 世界 で あっ た ため 、 どの 程度 まで 奥州 藤原 氏 の 支配 が 及ん だ か は 疑問 で ある と さ れ て いる 。

秋田 県 下 の 諸 大名 は 西 軍 に つい た 小野寺 氏 以外 は 所領 安堵 さ れ た が 、 慶長 7 ・ 8 年 に ほとんど が 常陸 国 に 移ら さ れ て 、 多く の 地域 は 鎌倉 以来 と なる 長年 の 領主 と 住民 の つながり は 切れ た 。

幕府 の 武家 諸 法度 、 参勤交代 制度 、 各 大名 の 労力 奉仕 など の ため 、 大名 の 財政 は 次第に 困窮 し 、 反対 に 幕府 の 支配 力 は 強化 さ れ て いっ た 。

1602 年 （ 慶長 7 年 ） 、 秋田 郡 を 領有 し て い た 秋田 実季 （ 安東 氏 から 改姓 ） など と 入れ替わり で 、 関ヶ原 の 戦い で 西 軍 に 内通 し て い た 佐竹 氏 が 常陸 国 から 転 封 さ れる 。

佐竹 氏 は 54 万 石 の 常陸 から 、 明治 まで 表高 20 万 石 の 久保田 藩 を 治める こと に なっ た が 、 実際 の 内高 は 開墾 など で 田地 が 増し 、 40 万 石 ぐらい で あっ た と さ れる 。

子音 音素 は 、 共通 語 と 同じ で ある が 、 共通 語 の カ 行 にあたる k 、 タ・テ・ト にあたる t 、 チ・ツ にあたる c は 語 中 で 有 声 化 （ 濁音 化 ） し て 、 それぞれ ɡ 、 d 、 z と 発音 さ れる 。

その他 、 輪島 市 の 輪島塗 、 加賀 地方 の 九谷焼 など 芸術 性 の 高い 伝統 技術 が 継承 さ れ て いる 。

石川 県 を 訪れる 観光 客 は 2010 年 （ 平成 22 年 ） で 約 2 , 150 万 人 と 見 られ 、 この うち 約 820 万 人 が 金沢 市 周辺 、 約 680 万 人 が 能登 地方 、 約 660 万 人 が （ 金沢 市 周辺 を 除く ） 加賀 地方 を 訪れ た と さ れる 。

1872 年 （ 明治 5 年 ） 、 金沢 県庁 が 石川 郡 美川 町 （ 現 ・ 白山 市 ） に 移転 し た 際 、 その 郡 名 により 石川 県 と 改名 さ れ た 。

第 三紀 に 形成 さ れ た 火山岩 や 堆積岩 から なる 丘陵 状 の 山地 が 広がっ て いる 。

一 級 河川 は なく 、 町野川 、 大海川 など の 二 級 河川 が 54 水系 指定 さ れ て いる 。

この ため 北西 側 の 外浦 （ そ とう ら ） は 急峻 な 海食 崖 が 形成 さ れ 、 海岸 段丘 が 発達 し て いる の に対して 、 南東 側 の 内浦 （ うち うら ） は 沈降 性 の 入り組ん だ 海岸 線 を し て いる 。

半島 中央 部 に は 、 眉丈山 南 麓 の 断層 が 落ち込ん で 形成 さ れ た 帯状 の 低地 帯 （ 邑知潟 地溝 帯 ） が 半島 を 横切っ て いる 。

加賀 地方 は 南東 部 に 白山 （ 2 , 702 m ） を 最高峰 と する 山地 帯 （ 両白山地 ） が 発達 し 、 北西 に 流れる 河川 によって 形成 さ れ た 沖積 平野 （ 加賀 平野 、 金沢 平野 ） が 南北 に 広がっ て いる 。