慶長 13 年 （ 1608 年 ） 、 松倉 重政 が この 地 に 一 万 石 で 入部 し 、 二見 城 を 築い た 。

松倉 重政 は 元和 2 年 （ 1616 年 ） に 肥 前日 之 江 城 へ 転 封 と なり 、 二見 城 は 廃 さ れ た 。

甲田 重信 が 万 治 2 年 （ 1659 年 ） に 描い た もの を 、 寛政 8 年 （ 1796 年 ） に 大原 重政 から 奉納 さ れ た 。

子女 は 向 政次 、 向 重政 など 2 男 2 女 。

長男 の 向 政次 ( 清 兵衛 ) は 父 に 先立っ て 死去 し 、 次男 の 重政 が 兄 の 家 禄 を 引き継ぐ 。

名跡 は 次男 の 禰寝 重政 が 継い だ 。

天正 15 年 （ 1587 年 ） 豊臣 秀吉 による 九州 征伐 の 際 に 島津 氏 が 降伏 、 重正 と 赤塚 真 賢 の 嫡子 重政 の 二 人 は 、 豊臣 秀長 の 陣 に あっ た 桑山 重晴 の 元 へ 人質 として 入っ た 。

当 地区 は 、 先ず 松倉 重政 による 島原 城 築城 期 （ 1618 年 - 1624 年 ） に 下の丁 ・ 中 の 丁 ・ 古丁 が 築か れ た と さ れ 、 次いで 松平 忠 房 入 封 後 の 17 世紀 後半 に 上新丁 ・ 下新丁 ・ 新建 が 築か れ 、 幕末 に 江戸丁 が 築か れる 。

また 、 武将 として も 島津 義弘 の 供 を し 、 永 禄 9 年 （ 1566 年 ） の 三ツ山 城 攻め など に 従軍 、 特に 天正 6 年 （ 1578 年 ） の 耳川 の 戦い で は 、 伊地知 重政 ・ 富山 備中 守 と共に 300 余 の 兵 で 敵 の 通り道 に 伏兵 し 、 敵 の 荷駄 隊 を 襲っ て 騎馬 1 人 と 足軽 73 人 を 討ち取り 荷駄 を 奪う 功 を 上げ た 。

伊地知 重政 （ い ぢ ち しげ まさ 、 天文 9 年 7 月 3 日 （ 1540 年 8 月 5 日 ） - 元和 4 年 3 月 6 日 （ 1618 年 3 月 22 日 ） ） は 戦国 時代 から 江戸 時代 前期 にかけて の 大 隅 国 の 国人 伊地知 氏 の 10 代 当主 で 、 薩摩 国 島津 氏 の 家臣 。

---- 伊地知 重政 （ い ぢ ち しげ まさ 、 ? - 天正 15 年 2 月 8 日 （ 1587 年 3 月 16 日 ） ） は 戦国 時代 から 安土 桃山 時代 にかけて の 薩摩 国 島津 氏 の 家臣 。

祖 は 大隅 国 の 国人 伊地知 氏 の 庶流 で 、 重政 は 5 代 当主 ・ 重 豊 の 四男 ・ 重 基 の 玄孫 に あたる 。

父 は 伊地知 重政 、 母 は 肝付 良兼 の 娘 。

知多半島 水軍 の 将 稲生 重政 の 戦利 品 。

“ 亀崎 ( 半田 市 亀崎 町 ) の 水軍 ” の 将 「 稲生 重政 」 は 1614 年 ( 慶長 19 年 )、 大 坂 の 陣 に 船団 を 率い 参戦 。

「 稲生 重政 」 は 高い 戦功 を あげ 、 徳川 家康 から 直接 褒美 を 賜る など 武勇 を とどろかせ た 。

「 稲生 重政 」 は 母 の 実家 　 千賀 家 （ 師崎 の 領主 ） に 身 を 置き 、 師崎 の 丘 から 眺める 海 を 好み 、 大坂 の 陣 以降 を 師崎 の 地 で 過ごす 。

遺言 通り 「 稲生 重政 」 の 墓 は 延命寺 の 海 の 見える 高台 に 置か れ 、 現在 も その 場 に 建っ て いる 。

大坂 の 陣 の 武功 により 、 稲生 重政 が 持ち帰っ た の が 『 洛中 洛外 図 屏風 』 。

稲生 重政 は 「 玉 姫 」 を 延命寺 で 世話 を する こと に し た が 、 隙 を つかれ 「 玉 姫 」 は 隠し持っ て い た 懐刀 で 喉 を 突き 自害 し て 果て られる 。