各駅 停車 用 ながら 、 旧型 車 で 運行 さ れる 急行 や 準急 の ダイヤ の 間 を 高 加速 で 縫っ て 走る 姿 が うさぎ を 連想 さ せる ため に 付い た 名 で ある と いう 。
同時に 製造 さ れ た モ 6850 形 は 増結 用 の 単車 の ため 、 1 M 方式 が 採用 さ れ て おり 、 パンタグラフ が 6851 - 6854 は 連結 面 寄り に 、 6855 - 6858 は 運転 台 寄り に 取り付け られ て いる 。
この 車両 で 採用 さ れ た 20 m 級 両開き 4 扉 ( 1300 mm 幅 、 両 引戸 ) ・ 2 個 1 組 の 大きな サッシュ レス 下降 窓 の 車体 は 、 それ 以前 の 片 開き 3 扉 車 や 、 同年 に 大阪 線 向け に 20 m 級 両開き 3 扉 仕様 の 車体 で 投入 さ れ た 1460 系 電車 と 比較 し た 場合 、 収容 力 や 客扱い 能力 において 優位 で あっ た 。
その ため 、 後 に 大阪 線 、 名古屋 線 、 奈良 線 など の 他 線区 の 車両 に も 適用 さ れ 、 レイアウト・スタイリング とも 近鉄 通勤 電車 に 長く 用い られる 基本 デザイン と なっ て いる 。
MB - 3032 系 主 電動 機 は 狭軌 用 の WN 駆動 モーター として は 日本 で 初めて 75 kW 級 の 出力 を 達成 し た モデル で 、 小田急 2220 形 や 長野 電鉄 2000 系 など に も 採用 さ れ た 最新 機種 で あっ た が 、 本 系列 の 運用 で は この モーター に 意図 的 に 過 負荷 を 与える 手法 を 採っ た 。
当初 の 本 系列 は 南大阪線 起点 の 近郊 区間 で ある 大阪 阿部 野 橋 - 矢田 の 輸送 力 増強 用 に 製造 さ れ 、 急行 と 各駅 停車 と が 同 一 時 分 で 運転 できる 性能 を 備え て い た と さ れる 。
朝 ラッシュ 時 の 混雑 が 激しい 上り 大阪 阿部 野 橋 方面 行き で は 、 高い 起動 加速度 を 確保 する ため 、 定 格 75 kW の モーター を 実質 90 kW 相当 の 過 負荷 で 使用 する が 、 同じ 時間 帯 の 下り の 運用 は 当時 は 空車 に 近い 乗車 率 で 、 この 軽 負荷 運用 を 利用 し 、 折り返し て 過 負荷 の 掛かる 上り 運用 に 就く まで に モーター を 冷却 さ せる という 手法 で 運用 上 の 計算 を 働かせ た の で ある 。
モーター に 負荷 を 掛け て 4 . 0 km / h / s という 起動 加速度 を 得 て いる 関係 で 、 ラビットカー の スペック を 企図 し た とおり に 発揮 さ せる に は 、 往復 の うち 片道 の 運転 は 輸送 量 が 少ない の が 条件 の 一つ で ある 。
当時 、 同じ 近鉄 の 主要 路線 で も 同じ 三菱電機 製 電装 を 標準 と し て い た 大阪 線 で は ウエスチングハウス ( WH ) の 流れ を 汲む 単位 スイッチ 式 制御 器 が 使用 さ れ て おり 、 三菱 製 の 電動 カム 軸 式 制御 器 は 近鉄 初 採用 で あっ た 。
南大阪線 の 場合 、 前身 の 旧 大阪 鉄道 から 継承 さ れ た 旧型 車 の 制御 装置 は すべて WH 社 製 単位 スイッチ 式 で あっ た 。
従って 、 保守 ・ 運用 上 の 機構 統一 の 見地 から すれ ば 、 南大阪線 新造 車 に は WH 社 の 機構 を 継承 し た 三菱 製 単位 スイッチ 制御 器 採用 も あり 得 た が 、 近鉄 成立 後 に 投入 さ れ た 1949 年 ( 昭和 24 年 ) 製造 の 6801 系 ( 後 の 6411 系 ) で は 日立製作所 製 MMC 電動 カム 軸 制御 装置 が 採用 さ れ て いる 。
パンタグラフ は 三菱電機 製 S - 524 - A で 奇数 車 連結 面 寄り に 設置 さ れ 、 補助 電源 装置 は 三菱電機 製 MG - 57 B - S で ある 。
この 車両 の 空気 笛 に は ダブル ホーン が 採用 さ れ た が 、 他 線 新造 一般 車 の 空気 笛 が シングル ホーン で あっ た の と 対照 的 で あっ た 。
なお 、 電気 笛 は 当初 搭載 さ れ て い なかっ た 。
本来 は 各駅 停車 用 として 40 両 が 製造 さ れ た 系列 で ある が 、 運用 開始 当初 より 南大阪線 、 長野 線 、 御所 線 の 急行 や 準急 で も 使用 さ れ て い た 。
モ 6851 は 1987 年 ( 昭和 62 年 ) 、 デビュー 30 周年 を 記念 し て 元 の オレンジ に 白 帯 に 戻さ れ 、 同年 10 月 18 日 の 1 日 のみ で あっ た が 、 団体 専用 列車 で 運用 さ れ た ( この 運転 を 最後 に 廃車 ) 。
なお 、 養老 鉄道 に 転籍 し た 6857 ( 現 モ 606 ) ・ 6858 ( 現 ク 506 ) は 2009 年 ( 平成 21 年 ) 9 月 に オレンジ に 白 帯 へ の 塗装 変更 を 受け 、 ラビットマーク も 復活 さ せ て いる 。
2 次 車 で ある 6813 - 6821 の 奇数 車 は 列車 無線 設置 が 省略 さ れ 半 室 運転 台 で 残り 、 構内 の 入 換 や 列車 の 増 解 結 の 際 のみ に 使用 さ れ 、 営業 で は 先頭 に 立つ こと は なかっ た 。
1978 年 - 1979 年 頃 に 行わ れ た 通勤 形 車両 の 冷房 化 について は 、 登場 後 年数 が 経っ て いる 車両 に は 施さ れ ず 、 同 形式 の 中 で 製造 年月 が 比較的 新しかっ た 6855 - 6858 の 4 両 のみ 1989 年 ( 平成 元年 ) に 実施 さ れ 、 長野 線 など で の 5 両 編成 の 運用 の ため の 増結 用 として 利用 さ れ た 。
廃車 は 1983 年 の 6803 F から 始まり 、 1993 年 ( 平成 5 年 ) に 6855 - 6858 が 養老 線 に 転出 し 、 改 番 さ れ た の を 最後 に 系列 消滅 し た 。