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この 槍 方陣 の 四方 を 2 列 の 銃 が 取り囲む 。

この 時 、 正面 に は 威力 の 高い マス ケット 銃 を 置く 。

さらに 、 四隅 に 縦 深 4 列 から 6 列 程度 の 銃 の 小 方陣 を 組む 。

テルシオ を 破る に は 、 攻 城 戦 と 同様 に 外壁 ( 槍 ) を 削る か 、 砲撃 によって 隊形 そのもの を 崩す しか なかっ た 。

この 結果 、 16 世紀 の 戦場 で は 、 テルシオ 同士 が にらみあい 、 衝突 し て 、 少し ずつ 相手 の 槍 を 削っ て いく という 光景 が 繰り広げ られ た 。

勝利 を 得る ため に は 、 相手 が 損害 に 耐え 切れ ず に 撤退 する か 、 の 士気 が 低下 し て 自己 崩壊 する の を 待つ しか なかっ た 。

マウリッツ は 中隊 の 槍 を 減少 さ せ 、 銃 を 増加 さ せ た 。

内訳 は 士官 11 名 、 パイク 250 名 、 銃 300 名 だっ た 。

前列 の が 交戦 し て いる 間 、 後列 の は 無駄 に なる という の が 2 点 目 で ある 。

テルシオ より も 浅い 縦 深 10 列 の 槍 方陣 を 組ま せ 、 その 両翼 ないしは 後方 に 、 同じく 縦 深 10 列 の 銃 方陣 を 配置 する の で ある 。

まず 、 前列 の が 斉射 する 。

その後 、 前列 の は 最 後尾 に 移動 し て 装填 を 行う 。

その間 に 、 後列 の が 進み出 て 斉射 を する 。

マウリッツ は 銃 の 一連 の 行動 を パターン 化 し 、 それ に 基づい て 訓練 を 施し た 。

その 内訳 は 士官 16 名 、 パイク 54 名 、 マス ケット 銃 72 名 、 事務 員 8 名 で あっ た 。

スウェーデン 式 大隊 は 、 槍 方陣 の 後方 に 銃 方陣 を 置き 、 さらに 後方 に 予備 の 銃 方陣 を 置く という もの で ある 。

3 列 目 の 銃 は 、 いつ でも 両翼 の 支援 に 回る こと が でき 、 より 効率 的 な 火力 の 発揮 が 可能 と なっ た 。

まず 、 前列 の が 斉射 する 。

その後 、 前列 の は 最 後尾 に 移動 せ ず 、 その 場 で 装填 を 行う 。

後列 の は 前列 の の 前 に 進み出 て 斉射 を する 。