つまり 、 子音 [ p ] が ɸ を 経 て [ h ] へ と 変化 し た ため 、 歴史 的 経緯 から 見れ ば 清音 ハ 行 は 濁音 ・ 半 濁音 と さ れる バ 行 ・ パ 行 と 全く 無関係 で は ない 。
清音 ・ 濁音 の 区別 は 中国 の 伝統 的 な 言語 学 で ある 音韻 学 の 清濁 に 由来 し て いる 。
清音 と 対立 する 概念 は 濁音 と 半 濁音 で ある 。
これら は いずれ も 清音 の 各 音 から 派生 し た もの と 考え られ 、 熟語 で 、 後半 の 語 の 最初 の 音 が 清音 から 濁音 、 半 濁音 に 置き換え られる 連濁 ( 例 : きり + はな → きり ば な ( 切り花 ) ) が 見 られる など 、 対応 する もの 同士 の 親和 性 が 高い 。
たとえば 、 清音 で ある な 行 や ま 行 と 同じ 鼻音 を 持つ モーラ で も 、 鼻濁音 と 呼ば れる が 行 の 各 音 は 、 鼻音 で ない 有 声 子音 の が 行 の 各 音 と 意味 上 の 違い なく 使わ れる ため 、 独立 し た 清音 で なく 、 か 行 の 濁音 に 分類 さ れる 。
無声 子音 で 始まる ぱ 行 の 各 音 は 、 は 行 の 各 音 と の 交換 が ある ため ( 2 ほん ( 本 ) → 1 ぽん ) 、 は 行 の 半 濁音 と さ れる 。
清音 の 他 、 濁音 ( ど 、 ド ) を 持つ 。
さ 行 音 の 仮名 に 濁点 を つけ た ざ 行 音 ( 濁音 ) の 頭 子音 ( 音素 ) は z で ある ( 音韻 論 ) 。
た 行 の 仮名 に 濁点 つけ て 表す 濁音 は 、 だ 行 の 「 だ 」 「 ぢ 」 「 づ 」 「 で 」 「 ど 」 で あり 、 その 頭 子音 の 音素 は d で ある 。
な 行 の 音 の 子音 は いずれ も 有声音 で ある ので 、 濁音 は 存在 せ ず 、 清音 だけ で ある 。
子音 が 有 声 で ある ので 、 濁音 は 存在 せ ず 、 清音 だけ で ある 。
「 や 」 「 ゆ 」 「 よ 」 の 頭 子音 が 有 声 で あり 、 また 、 「 い 」 「 え 」 に は 頭 子音 が ない ので 、 や 行 の 仮名 に 濁点 を つけ た 濁音 は 存在 し ない 。
や 行 の 「 や 」 「 ゆ 」 「 よ 」 は 、 い と ゐ を 除 くい 段 直音 ( 清音 の ほか 濁音 、 半 濁音 を 含む ) を 第 1 字 と する 拗音 ( 開 拗音 ) の 第 2 字 として 使わ れる 。
「 わ 」 の 頭 子音 は 有声音 で あり 、 「 わ 」 以外 の 「 わ 行 音 」 は 母音 な ので 、 わ 行 の 仮名 に 濁点 を 付ける 濁音 は 通常 は 存在 し ない 。
( わ 行 の 仮名 に 濁点 を 付ける 濁音 の 特殊 例 について は ヴ の 記事 を 参照 。
ら 行 ・ りゃ 行 の 音 の 頭 子音 は いずれ も 有 声 で あり 、 清音 ・ 濁音 の 区別 は 存在 し ない 。
それぞれ 濁音 や 半 濁音 を もつ もの は 両方 の 読み方 が 可能 で ある 。
清音 の 他 、 濁音 ( が 、 ガ ) を 持つ 。
鼻濁音 は 濁音 と 意味 上 の 差異 は 無い 。
清音 の 他 、 濁音 ( ぎ 、 ギ ) を 持つ 。