都市 交通 審議 会 における 路線 番号 の 区間 は 、 小竹向原 駅 - 新木場 駅 間 が 8 号線 、 和光 市 駅 - 小竹向原 駅 間 が 13 号線 で ある が 、 国土 交通省 監修 『 鉄道 要覧 』 で は 和光 市 駅 - 新木場 駅 間 が 8 号線 有楽町 線 と 記載 さ れ て いる 。
1968 年 ( 昭和 43 年 ) の 都市 交通 審議 会 答申 第 10 号 において 、 東京 8 号線 は 、 「 成増 及び 練馬 の 各 方面 より 向原 及び 池袋 の 各 方面 を 経由 し 、 また 、 中村 橋 方面 より 目白 方面 を 経由 し 、 護国寺 、 飯田橋 、 市ヶ谷 、 永田町 、 有楽町 及び 銀座 の 各 方面 を 経 て 明石 町 方面 に 至る 路線 」 として 初めて 示さ れ た 。
なお 、 同 答申 で は 保谷 - 練馬 間 は 西武 池袋 線 を 複々線 化 する こと が 示さ れ た ほか 、 中村 橋 - 護国寺 間 は 削除 さ れ 、 護国寺 - 目白 間 が 東京 12 号線 に 編入 さ れ 、 志木 - 向原 間 は 東京 13 号線 として 分離 さ れ た 。
一方 、 上記 答申 第 15 号 で 新た に 13 号線 と さ れ た 小竹向原 以西 について は 、 渋谷 駅 - 池袋 駅 - 小竹向原 駅 - 和光 市 駅 - 志木 駅 の うち 池袋 駅 - 小竹向原 駅 - 志木 駅 間 が 建設 さ れ 、 この うち 小竹向原 駅 - 和光 市 駅 間 が 有楽町 線 として 、 和光 市 駅 - 志木 駅 間 が 東武 東上 線 の 線 増 分 ( 複々線 化 ) として それぞれ 開業 し た 。
なお 、 13 号線 の 小竹向原 駅 - 池袋 駅 ( 新 線 池袋 駅 ) 間 は 有楽町線 新 線 ( 現 ・ 副 都心 線 ) として 1994 年 に 営業 開始 し て いる 。
13 号線 について は 新 線 池袋 駅 から 西早稲田 、 新宿 三 丁目 を 経 て 渋谷 駅 に 至る ルート が 2008 年 ( 平成 20 年 ) 6 月 14 日 に 東京 メトロ 副 都心 線 として 開業 し た 。
また 、 今後 の 整備 計画 として 8 号線 について は 豊洲 駅 から 分岐 し て 野田 市 駅 まで の 延伸 計画 が ある ( 詳細 は 「 都市 高速 鉄道 8 号線 延伸 構想 」 の 節 を 参照 ) 。
豊洲 駅 で 有楽町 線 から 分岐 し て 東武 野田線 野田 市 駅 まで 8 号線 を 延伸 する 構想 が ある 。
1985 年 ( 昭和 60 年 ) の 運輸 政策 審議 会 答申 第 7 号 において 、 8 号線 は 、 豊洲 から 北 へ 分岐 する 線 が 住吉 - 四ツ木 間 で 11 号線 と 線路 を 共用 し 常磐 線 亀有 駅 へ 至る 路線 に 変更 さ れ て おり 、 豊洲 駅 と 半蔵門線 住吉 駅 は 線路 が 分岐 できる よう 2 面 4 線 の 構造 で 建設 さ れ て いる 。
沿線 自治体 と なる 江東 区 ・ 墨田 区 ・ 葛飾 区 ・ 松戸 市 の 3 区 1 市 ( 及び 東京 都 ・ 千葉 県 の 1 都 1 県 ) は 1986 年 ( 昭和 61 年 ) に 「 地下鉄 8 ・ 11 号線 促進 連絡 協議 会 」 を 組織 し 、 2007 年 ・ 2008 年 ( 平成 19 年 ・ 平成 20 年 ) に 実施 し た 調査 の 結果 、 同 協議 会 が 推進 する 8 号線 ・ 11 号線 の 延伸 計画 の うち 、 豊洲 駅 - 住吉 駅 間 ( 約 5 . 2 km ) から の 段階 的 な 整備 を 要望 する 方針 を 示し 、 早期 事業 化 を 目指し た 活動 が 行わ れ て いる 。
うち 、 江東 区 ( 当該 先行 区間 唯一 の 沿線 自治体 ) は 地下鉄 8 号線 の 建設 および 関連 付帯 設備 に 要する 経費 に 充てる ため として 、 「 ( 仮称 ) 江東 区 地下鉄 8 号線 建設 基金 」 を 設置 し 、 平成 22 年度 ( 2010 年度 ) 予算 に 5 億 円 を 計上 し た 。
鉄道 要覧 における 名称 は 13 号線 副 都心 線 で ある 。
副 都心 線 は 、 東京 圏 の 鉄道 網 整備 計画 において 東京 13 号線 として 構想 さ れ た もの で 、 1972 年 の 都市 交通 審議 会 答申 第 15 号 において 、 8 号線 から 削除 し た 成増 - 向原 間 に 志木 - 成増 間 および 向原 - 新宿 間 を 加え 、 「 志木 から 和光 市 、 成増 、 向原 、 池袋 、 東池袋 、 目白 東 、 諏訪 町 、 西大久保 を 経由 し て 新宿 へ 至る 路線 」 として 初めて 示さ れ た 。
第 13 号線 が 計画 さ れ た 当時 、 第 13 号線 の 開業 時期 は 相当 に 先 に なる こと が 予想 さ れ て い た 。
有楽町 線 の 上段 部 は 1983 年 6 月 に 開業 し 、 13 号線 と なる 下段 部 ( 現在 の 副 都心 線 部 ) は 1985 年 8 月 に 池袋 駅 ( 後 の 新 線 池袋 駅 、 現在 の 副 都心 線 池袋 駅 ) の 完成 により 、 すべて の 地下 構造 物 の 構築 を 完了 し た 。
しかし 、 有楽町 線 池袋 以西 の 混雑 緩和 の ため 、 13 号線 の 開業 に 先がけ て 小竹向原 - 池袋 間 の 13 号線 区間 を 先行 開業 する こと が 決定 さ れ 、 1992 年 5 月 から 1994 年 10 月 にかけて 下段 トンネル の 清掃 、 漏水 処理 、 新 線 池袋 駅 に エレベーター 、 エスカレータ 設置 工事 など 内装 工事 、 出入口 構築 、 電気 工事 等 を 行い 1994 年 12 月 7 日 に 開業 する こと に なっ た 。
本 路線 として 計画 さ れ た 和光 市 - 小竹向原 間 は 都市 交通 審議 会 答申 第 15 号 によって 第 13 号線 と なっ た が 、 建設 費用 について は 有楽町 線 として 計上 さ れ た 。
池袋 - 渋谷 間 の 地方 鉄道 敷設 免許 は 、 同じ 第 13 号線 の 和光 市 - 成増 間 の 申請 とともに 1975 年 9 月 2 日 に 認可 申請 を し て い た 。
そして 、 地下鉄 13 号線 について は 整備 による 地域 経済 の 活性 化 、 雇用 の 拡大 など による 景気 回復 に 有効 で ある 、 と の 理由 から 建設 予算 の 確保 に 至っ た 。
この 補正 予算 の 編成 に 合わせ 、 当時 の 帝都 高速度 交通 営団 ( 営団 地下鉄 ) は 池袋 ・ 新宿 ・ 渋谷 といった 3 大 副 都心 へ の 重要 な アクセス 、 JR 山手 線 ・ 埼京線 に対する 混雑 緩和 へ 寄与 する など 、 建設 による メリット が 大きい こと から 地下鉄 13 号線 の 建設 を 進める こと を 決定 し た 。