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また 、 車体 塗 色 も 先 に 登場 し た 5500 系 と 同様 に 、 従来 の 急行 系 車両 と 大きく 印象 を 変え た カラー リング で 登場 し た 。

車体 は 、 阪神 ・ 淡路 大震災 で 被災 廃車 さ れ た 車両 の 補充 分 を 緊急 に 製造 する 必要 から ステンレス 車体 を 採用 し た 9000 系 と は 異なり 、 本 系列 で は 再び 普通 鋼 製 の 車体 に 戻っ た が 、 屋根 や 戸袋 部 、 床下 部 といった 雨水 による 腐食 が 発生 し やすい 部分 は 、 5500 系 同様 ステンレス 製 で ある 。

また 、 連結 器 は 9000 系 や 5500 系 と 同様 に 、 両 先頭 車 の 前面 は バンドン 式 密着 連結 器 、 9401 形 奇数 車 の 神戸 側 と 偶数 車 の 大阪 側 は 廻り 子 式 密着 連結 器 、 その他 の 部分 は 半永久 連結 器 を 採用 、 9500 形 偶数 車 に は 非常時 に 山陽 電鉄 の 車両 と 連結 する ため の アダプタ が 搭載 さ れ た 。

車内 案内 表示 器 は 、 5500 系 ・ 9000 系 で 採用 し た LED 式 路線 図 を 山陽 電鉄 線 内 に も 拡大 、 直通 特急 停車駅 のみ 追加 し て 点滅 する よう に 改良 し 、 山側 2 か所 ・ 浜 側 1 か所 の 客 用 扉 上部 に 配置 し た ほか 、 5500 系 ・ 9000 系 と 同様 に 扉 開閉 予告 ブザー を 設置 し た 。

2009 年 3 月 20 日 から の 近鉄 奈良 線 と の 相互 直通 運転 に際し 、 他 形式 車両 と 同様 に 従来 の バンドン 式 密着 連結 器 から 廻り 子 式 密着 連結 器 へ の 換装 を 開始 、 2007 年 7 月 下旬 に は 3 編成 全て の 連結 器 の 交換 が 終了 し た 。

また 、 置き換え を 予定 し て い た 5151 形 や 5261 形 1 次 車 を 中心 に 被災 し た 普通 系 車両 と は 異なり 、 急行 系 車両 は 当時 最 新鋭 の 8000 系 や 更新 直後 の 2000 系 の 多く が 被災 し た ため に 、 廃車 予定 の 7801 ・ 7901 形 1 次 車 を はじめ 、 1 次 車 と 同様 に 西大阪線 ( 現 ・ 阪神 なんば 線 ) 運用 中心 の 7801 ・ 7901 形 2 次 車 や 7861 ・ 7961 形 といった 車両 を 再度 6 両 編成 に 組成 の 上 、 本線 運用 に 充当 せ ざる を 得 なく なっ た 。

編成 は 、 8000 系 と 同様 に 9201 形 ( 制御 車 、 Tc ) - 9001 形 ( 電動 車 、 M 1 ) - 9101 形 ( 電動 車 、 M 2 ) の 3 両 ユニット を 背中合わせ に 2 組 連結 し た 6 両 固定 編成 で 、 奇数 の 車両 番号 が 大阪 側 、 偶数 番号 が 神戸 側 に 組成 さ れる という 構成 も 変化 は ない 。

ただし 、 窓 配置 は 8000 系 「 タイプ IV 」 や 5500 系 と 同様 に 、 先頭 車 d 1 D 3 D 3 D 2 、 中間 車 2 D 3 D 3 D 2 ( D : 客 用 扉 、 d : 乗務 員 扉 ) で 、 客室 側 窓 は 間柱 を 細く し て 連 窓 風 に ブラック 仕上げ と し て いる 。

前面 は 、 構体 の 加工 に 配慮 し た 炭素 鋼 製 と なっ て おり 、 他 系列 同様 裾 部 に R を 持た せ 、 ストレート な 側面 や 妻 面 の 裾 部 と 異なる こと から 、 他 系列 と の 意匠 の 違和感 は あまり ない 。

連結 器 は 、 8000 系 と 同様 に ユニット 端 の 両 先頭 車 前面 に バンドン 式 密着 連結 器 を 、 9101 形 奇数 車 の 神戸 側 、 偶数 車 の 大阪 側 に は 廻り 子 式 密着 連結 器 を 、 その他 は 半永久 連結 器 を 装備 する ほか 、 9101 形 奇数 車 の 神戸 側 、 偶数 車 の 大阪 側 に は 工場 入場 時 の 構内 入 換 に 考慮 し て 簡易 運転 台 を 取り付け て いる 。

屋根 部 は 、 5500 系 と 同様 に ステンレス 製 だ が 、 長手 方向 に つけ られ た ビード の 間隔 は 5500 系 より 細かく なっ て いる 。

屋根 上 は 、 これ も 5500 系 と 同様 に セミ 集中 式 の 冷房 装置 で ある CU - 703 を 2 基 搭載 し た ほか 、 パンタグラフ は 9101 形 に 下 枠 交差 式 を 1 基 搭載 し て いる 。

内装 は 、 座席 が 8000 系 8233 F 以降 と 同様 の バケット 式 ロングシート を 採用 する が 、 モケット の 赤み を 強く し て いる 。

なお 、 現在 は 9300 系 や 8000 系 の 座席 更新 車 と 同様 に 茶色 を 基調 と し た モケット に 変更 さ れ て いる 。

床 材 も 8000 系 と 同様 に 着座 時 の フットライン を 表示 し た デザイン と さ れ た が 、 グレー の 濃淡 と なっ た 。

その ほか 、 運転 台 は 5500 系 と 同様 に デスク タイプ で 、 前後 動作 式 ( 水平 回転 軸 ) の 主幹 制御 器 と 左右 回転 動作 式 ( 鉛直 回転 軸 ) の ブレーキ 設定 器 から 構成 さ れる 2 ハンドル 式 が 採用 さ れ た 。

1998 年 2 月 15 日 の ダイヤ 改正 で 直通 特急 の 運転 が 開始 さ れる と 、 本 系列 も 8000 系 と 同様 に 山陽 電鉄 全線 へ の 直通 対応 改造 が 施工 さ れ た 。

また 、 運転 台 と 客室 の 仕切り 扉 も 1000 系 同様 引き戸 に 変更 さ れ た 。

貫通 幌 の 取り付け に 関連 し て 、 9201 の 排 障 器 ( スカート ) は 1000 系 の 2 両 編成 と の 併結 に 備え て 電気 連結 器 が 装備 さ れ た 関係 で 、 1000 系 の 1201 形 ( Tc 1 ) 、 1501 形 ( Mc ) 、 1601 形 ( Tc ) と 同様 に スカート の 中央 部分 が 大きく 欠き 取ら れ た もの に 換装 さ れ た 。

編成 は 、 普通 運用 が 4 両 編成 で ある こと から 、 3 両 ユニット 基本 の 急行 系 車両 と は 異なり 、 制御 電動 車 の 5501 形 と 阪神 の 普通 系 車両 で は 初 の 中間 電動 車 で ある 5601 形 の 2 両 ユニット を 2 組 連結 し て 4 両 で 組成 さ れ 、 他 系列 と 同様 に 、 車両 番号 の 末尾 が 奇数 の 車両 が 大阪 側 、 偶数 の 車両 が 神戸 側 に 連結 さ れる 。