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この間 、 本営 は 本荘 から 3 月 16 日 に 二本木 、 4 月 13 日 に 木山 、 4 月 21 日 に 矢部 浜 町 と 移さ れ 、 西郷 も ほぼ それ とともに 移動 し た が 、 戦闘 を 直接 に 指揮 し て いる わけ で も ない ので 、 薩摩 ・ 大隅 ・ 日向 の 三 州 に 踞 する こと を 決め た 4 月 15 日 の 軍 議 に 出席 し て い た こと 以外 、 目立っ た 動向 の 記録 は ない 。

水島 の 変 から 2 年 後 の 天授 3 年 / 永和 3 年 ( 1377 年 ) に は 菊池 武 朝 ・ 阿蘇 惟武 ら 南朝 勢力 と 肥前 打 で 激突 。

戦い は 北 朝方 の 大勝 に 終わり 、 南 朝方 の 有力 武将 を 多数 討ち取っ た ( 肥前 打 の 戦い ) 。

打 の 戦い 以降 、 了俊 は 再び 南 朝方 に対する 攻勢 を 強め 、 弘和 元年 / 永 徳 元年 ( 1381 年 ) に は 武 朝 を 本拠地 隈部 城 から 追放 し て いる 。

この よう な 中 で 武 光 と 16 代 菊池 武政 が 相次い で 没し 、 17 代 菊池 武 朝 が 後 を 継い だ が 、 1377 年 ( 南朝 : 天授 3 年 、 北朝 : 永和 3 年 ) の 打 の 戦い で 北 朝方 に 大敗 する など さらなる 敗戦 を 重ね 、 1381 年 ( 南朝 : 弘和 元年 、 北朝 : 永 徳 元年 ) に は 本拠地 を も 追わ れ て しまっ た 。

南 朝方 の 損害 は 甚大 で 、 武 朝 の 補佐 役 だっ た 武義 ・ 武安 や 同盟 者 で あっ た 阿蘇 惟武 ら が 軒並み 戦死 し た ( 肥前 打 の 戦い ) 。

天授 3 年 ( 1377 年 ) に 惟武 が 戦死 する ( 肥前 打 の 戦い ) と 、 惟村 は 幕府 より 肥後 守護 に 任じ られ た が 、 父 の 時代 に 煮え湯 を 飲まさ れ た 北朝 側 に 疎ま れ て 九州 探題 今川 貞世 ( 了俊 ) や 渋川 満 頼ら に その 統治 を 妨害 さ れ た 。

天竜 川 と 二俣川 が 合流 する 手前 で 形成 し て いる 原 台地 の 先端 部 、 現在 城山 と 呼ば れ て いる 小山 に 築城 さ れ て いる 。

号 は 淵 大臣 。

天平 14 年 ( 742 年 ) 罪 を 赦さ れ て 帰京 する が 、 政治 と は 関わる こと なく 、 淵 ( 現在 の 奈良 県 高市 郡 明日香 村 稲 淵 ) の 山中 に 隠棲 する 。

襟 に つけ られ た 紐 は 、 長い 紐 を 二 つ折り に し た 中央 で 蜻蛉 を 作り 、 その 両端 を 長く たらし て 、 そこ に 結び を 施し て いる 。

結び の 上 に は 色 糸 で 鶴 と 松 の 置文 が さ れ て いる 。

生地 は 色物 で も よい が 、 紐 は 白 に 限る と いう 。

この 紐 は 右 縒左 縒 の 紐 2 本 ずつ を 使い 、 女性 の 檜 扇 の 紐 の よう に 結び に し て 長く 下げる 。

色目 も 山科 家 調進 が 白い 亀甲 文 綾 に 限っ た の に対し 、 萌黄 葵 立 涌文 に 紅 平絹 の 裏 を つけ 、 白い 結び の 上 に は 花 結び で 表現 し た 松 と 鶴 を 縫い 付け て いる 。

陣 が 峯 城 の ある 一帯 は 平安 時代 末期 は 摂関 家 領 の 会津 河 荘 で あっ た こと が 確認 さ れ て おり 、 永久 2 年 ( 1114 年 ) に 藤原 忠実 が 伝 領 し て いる 。

その よう な 経緯 より 、 城 の 築城 者 は 河 荘 の 管理 に 携わっ て い た 人物 で ある と 思わ れる 。

現在 も 用い られる 女性 用 の 檜 扇 は 金彩 や 胡粉 ・ 紅 ・ 緑青 など で 吉祥 画 を 描き 、 六 色 の 紐 を 両端 に 結び し て 松 や 梅 ( 橘 を 含む こと も ) の 造花 を 飾り付け た 美しい もの で ある 。

近世 で は 、 女子 の 檜 扇 は 開い て 顔 を 隠す の に 用い て 大 翳 ( おお かざし ) と 称し 、 男の子 供用 の 横目 扇 ( 板目 の 扇 ) は 閉じ て 6 色 の 飾り ( 飾り 紐 ) を 巻い て 用いる の が 決まり で あっ た が 、 近代 は 女子 も 閉じ て 、 飾り を 巻い て 、 上述 の よう な もち 方 を する こと に なっ た 。

白木 25 橋 で 白 飾り が つき 、 銀 の 蝶 鳥 金具 を 要 に つける 。